江戸時代の料理書における焼鳥用の鳥

書名 焼鳥用の鳥
『江戸料理集』 しぐみ、うづら、すずめ、胸黒、きょうじょう鴫、黄足、鶴、鴫
鴫の類、ぼと鴫、ひばり、鶴、鴫
つぐみ、鴫の類、うずら
つぐみ、ひよ鳥、うずら、雉子、小鳥
◎焼鳥には鴫類、うずら、ひばり、小鳥類、雉子、山鳥、、ひよ鳥、つぐみ、雀、鷺類、鳩、けり、鷭(ばん)
大方如此。是に取合と云時は右之小やき物手引物などを用へし。
◎焼鳥は右いろ付やきに同前也。
(万色付とはたまりに醤油酒を加て喰塩に三わり程からくして、下やきを常のごとくにして、出しさまに色のよく付やうに四へん三へんかけかけやき出事也)
『伝演味玄集』 ◎焼鳥に成る可き品
つぐみ、うずら、むな黒、きょうじょう、黄脚、ぼと、雲雀、鶴、雉子、鴫、山鳥、尾長、ばん、羽しろ、雀、さく、はしき、あいさ、あい黒
◎しるしの事
雲雀はかけ爪を残して片々置くなり。…中略…
此かけ爪を雲雀のあしと云。梅首鶏(ばん)は別足を置なり。足のふしを真中にこめて長さ八九分斗に切也。
鶴は筋を置なり。別足にあり、ももの付根を割て筋をぬき取也。別足とは股よりあしの節の上を云。
◎むな黒は胸黒鴫のこと。頭背翅尾黒く、黄班あり。胸灰黒にして黒班あり。
◎きょうじょうは京女鴫のこと。頭白くして灰斑色。目の傍に黒条有り、嘴の根に白円文有り。
◎黄脚は黄脚鴫のこと。頭背翅尾皆灰白、浅青を帯びる。嘴黒く、脛は深黄色。
◎ぼとは保登鴫のこと。嘴長く黒。脚また長く黄色。頭背灰色に白き彪班。
◎尾長は尾長鴨、羽しろは羽白鴨、
◎さくは鷺か?
◎はしき、あいさ、あい黒は不明

書名 著者 刊行年 内容
『江戸料理集』 著者不明 延宝2年(1674) 全六巻。江戸初期の料理集。
活字本/日本料理秘伝集成(同朋社)
『伝演味玄集』 諸星半六郎 刊行年不明
18世紀
全三巻。料理の作り方を記す。本文の記述は詳細で280丁に及ぶ。
活字本/日本料理秘伝集成(同朋社)

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