福島やきとり党さん訪問後、飯坂温泉でゆっくりと温まった翌朝は、残念ながら雨が降っていました。
今日は室蘭までゆっくりと列車を乗り継いで移動します。
なんだかワクワクしてきましたよ〜♪
函館に着く頃には雨はすっかり止んでいたのですが、すでに日は暮れて、まっ暗。
函館駅のホームでは駅弁を売っていたのですが迷っている内に売り切れ。
売店でおにぎりを一つ買って車内へ。(涙
東室蘭での乗り換え時間は、ちょっぴり長め。
そこで美味しい物でも食べようと思った私は、お気楽でありました…。
やがて東室蘭に着き、せっせと出口(東口らしい)の階段を下りると
「あっタクシーしかない!」
後で分かったのですが、反対の西口に行けば繁華街だったらしいのです。
結局、夕食は諦めました。
何故東口に降りてしまったのか?
反対に行くという発想がなかったのか?
今となってはそれこそ闇の中です。(^_^;
そんなこんなで室蘭に到着!
しかし、またもやアクシデント発生。
予約してあるホテルに電話して道順を教えていただたのに、反対方向へ。
風が吹いて… まっ暗で… ほとんど人影がなくて… 商店街は全て閉まっていて…
ひとりぼっちでカートバックを引きながら歩く姿を想像してください!
さむいっ!かわいそうでしょ?教えていただいた○―ソンの灯りがまぶしかったぁ!
夕食にありつけそうもない私は、ここで「おでんを〜たくさん〜買い〜ましたぁ♪」(古っ)
辿り着いたホテルの部屋で、ガツガツとたいらげたのは言うまでもありません。
翌朝はどぴーかん♪
風の街・室蘭ですから風が冷たいのは当然ですね。
まっ青な空、白い雲という私好みのシチュエーションに心が弾んでしまいます!
今回の訪問に際し、窓口になってくださった室蘭市観光課に向かって歩き出しました。
偶然ですが、ホテルから歩いて行ける距離に観光課があり、なんとラッキーなことでしょうか!
「昨日まで天気が良くなかったのに、今日はいいですねぇ。こんないい天気は珍しいくらいですよ」と教えられ、「やっぱり晴れ女?」の自信が・・・。
室蘭市観光課って、とっても素敵な建物の中にありました。
この旧駅舎がそのままの形で保存され、観光協会と、室蘭市観光課が利用しているのだそうです。
近代的な駅舎よりも、この建物にじ〜んとしてしまう私って?
早速、市史編さん室にいらっしゃる室蘭の歴史研究家・本野先生のお話を伺いました。
明治40年、(株)日本製鋼所が誕生してから「鉄の街」と呼ばれる室蘭です。
ここで働く人たちの胃袋を支えた「室蘭やきとり」は、豚肉と玉ねぎ。
元々の焼き鳥は野鳥やすずめが主体だったらしいのですが、それでは少ししかとれません。
戦時中、軍靴を製造するために養豚が勧められたこともあって、豚肉の利用に変わったという説が有力だそうです。
玉ねぎもそう。長ネギを使っていたお店も玉ねぎの方が経済的なこと、北海道は名産地なことで玉ねぎに変えたというお話が多いそうです。
室蘭の人たちは、とても合理的なのかも知れませんね。
昭和30年代の室蘭一の繁華街は、鉄鋼関係の労働者を中心に夜中まで賑わっていたそうです。
交替勤務の労働者が仕事を終えてからの「やきとりで一杯!」。疲れを癒すために最適の空間だったのでしょうね。
そんな時代を思い出しながら話してくれたのは、「鳥よし」のご主人・小笠原光好さん。
昭和8年頃から先代のお父さんが屋台から始め、昭和12年に今の場所で店を開いたという老舗中の老舗です。
室蘭のやきとりの歴史を見てきた
とでも言ったら良いのでしょうか。
まだオープン♪には早い時間・・・特別に焼いてくださいました。
歴史を見ていた老舗の味・室蘭やきとりはこれです!
たれにコクがあって・・・ジュルっ!
皆さんご存じの「洋がらし」をつけて食べました!
想像していた違和感は全くなくて、逆にさっぱり感が出るようですね。だから結構進んじゃいます。
一口が小さめなので、おちょぼ口の私でも(えっ?)何本でもイケそうです。
豚の精肉に玉ねぎ、たれに洋がらしという組み合わせは全国的には珍しいのに、地元では当たり前過ぎて。
室蘭市が発行する広報紙「むろらん」があります。
2000年の11月号が話題になりました。
そうです!「やきとりの特集」だったのです。
この広報紙が道内で入選し、一気に室蘭やきとりは脚光を浴びることになりました。
すっかり町おこしになってしまった訳です。そのお陰で、私も今回訪問することができたんですけど・・・。
街には、たくさんのやきとり屋さんがあります。もう一件訪ねてみました。
やきとりの一平さんです。
ここは、とても変わっています。だってジャズが流れているんですよ〜。
やきとりを焼いているスタッフの頭の上を見てくださいな。
換気フードがステンレスじゃなくて銅なんです。
大きな蓄音機が飾ってあるし、内装もそこはかとなく懐かしいムード。
ジャズ喫茶からの転身と聞いて納得しました。お父さんの焼き鳥店を継ぐのにずいぶんと迷ったのだそうです。
今まで関わってきたジャズを生かした焼き鳥屋にするべく、ジャズのあめ色・琥珀色、路地裏文化などを残したかったのだそうです。
私が真っ先に見つけたフードも、そのひとつ。
ほんわかと懐かしいような新しいような、温かい空間を作り出しています。
やきとりを食べるために夜の街へ繰り出しましたが、昼間のきれいな景色もおまけ♪
【番外編】
今回の訪問で知った二つの新事実!
昼間「室蘭やきとり」を食べたい人やおみやげにしたい人のためのテイクアウト店。
ホテルサンルートさんの一角にありました。
室蘭の新名物の「カレーラーメン」。
とんこつベースのカレースープで、麺によく絡まって・・・。
室蘭にはもう一泊しました。翌朝、なっなんと“室蘭市長”にお会いするためです!
新宮市長は、やきとりにも深い造詣があり、とても温かく迎えてくださいました。
東松山の坂本市長との交流もお話くださいました。
市長さんまでもが「室蘭やきとり」のPRに一役かっていて、やきとり文化を盛り上げていらっしゃるのが感じられました。
お話を伺っている内に、姉妹都市の交流をしているような気持ちになってしまいました。(^_^;
いかがでしたか?
室蘭のやきとりを食べたくなりましたか?
青い空と白い雲、緑の芝生・・・良いお天気に恵まれた風の街のレポートでした。
次回は、今治編です。
投稿者 yakitori-jp : 2006年03月31日 00:00
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yakitori-jp.com/mt-tb.cgi/68
事務局住所:埼玉県東松山市材木町19−30(やきとりのある街事務局内)担当・森田
メールでのお問い合わせはコチラから
当ホームページに掲載されている全ての情報は、全国やきとり連絡協議会が著作権を有しております。
無断で引用・転載することを禁じます。