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炭とは?

炭の種類

 炭には大きく分けて、木グズを原料にして整形した「オガ炭」、広葉樹を炭化させた「黒炭」、上記のような方法でつくられる「白炭」がある。

 「オガ炭」は、「ちくわ炭」ともいい、オガ屑を圧縮して固めて炭にしたもの。一般的に火着きが非常に悪く、着火に30分以上かかることもある。しかし、燃焼時間は長く、2〜5時間ほど燃え続ける。炎が出るため、焼肉などの表面をあぶる焼き方に向く。

 「黒炭」は、一般的にやわらかくて火付きがよいが、火持ちがしない。クヌギ・コナラなどの柔らかい木を使い、約400度の窯で炭化させる。炭が黒いままだから「黒炭」と呼ばれる。長所 は、火がつきやすく、扱いが簡単な点。短所 は、白炭に比べると火力に劣り、火持ちも短く、型崩れしやすいこと。バーベキューや焼き魚などの一般燃料として使われる。

 「白炭」は、カシの木を窯に入れ、徐々に乾燥させて炭化したら、窯の口を大きく開いて大量の空気を送り込む。窯中の温度が1000度以上になった頃に真っ赤に焼けた炭を窯から出し、灰をかけ消火してつくられる。表面に灰がかかって白いことから「白炭」と呼ぶが、断面は銀灰色で、叩くと金属音がする。「白炭」のなかの最高級品を「備長炭」といい、火は着きにくいが、高温で火持ちがいい。

 「備長炭」は、日本農林規格(JAS)により、三浦式硬度15度以上と定義されている。三浦式硬度とは、鉛を1度、鋼を20度とし、その間の硬度を20段階に分けたもの。そのため、硬度20度の備長炭はノコギリでは切れないため、ハンマ−で割ることもある。
 「備長炭」は和歌山県、高知県、三重県、静岡県、宮崎県などでその多くがつくられる。これはウバメガシなどの原木が入手しやすいことによる。また、外国産のものも輸入されている。
 細い「備長炭」は、火がつきやすく火力が強いが、早く燃えてしまう。太いものは火がつきにくいが、長持ちする。そのため、焼き台が細く強い火力を必要とするやきとり屋では細めの「備長炭」がよく使われるようだ。

備長炭

 「備長炭」は、日本農林規格(JAS)により、三浦式硬度15度以上と定義されている。三浦式硬度とは、鉛を1度、鋼を20度とし、その間の硬度を20段階に分けたもの。そのため、硬度20度の備長炭はノコギリでは切れないため、ハンマ−で割ることもある。
 「備長炭」は和歌山県、高知県、三重県、静岡県、宮崎県などでその多くがつくられる。これはウバメガシなどの原木が入手しやすいことによる。また、外国産のものも輸入されている。
 細い「備長炭」は、火がつきやすく火力が強いが、早く燃えてしまう。太いものは火がつきにくいが、長持ちする。そのため、焼き台が細く強い火力を必要とするやきとり屋では細めの「備長炭」がよく使われるようだ。

 元禄時代に紀州・田辺の炭商人・備中屋長左衛門が新しい炭を考案、販売したことにちなみ、備中屋長左衛門の字を取って「備長炭」の名前がついた。そのため、備中屋長左衛門が炭を焼いた田辺市秋津川は「備長炭の発祥の地」に指定され、現在も日本一の備長炭生産地として知られている。
 紀州藩は殖産政策をとり、炭を専売制とした。炭は、主に江戸に送られ、良質の木炭として備長炭の名声は全国にまで知れ渡った。そのため、各藩は備長炭の技術をまねようしたが、紀州藩は備長炭の技術を門外不出とした。

 薩摩藩には「日向炭」という炭があったものの、品質で備長炭に太刀打ちできない。そこで、幕末の安政3年、諸木御仕建掛の山元藤助らが熊野に赴き、備長窯を調査した。同年、紀州から炭山師を雇い入れ、炭の炭の品質向上につとめている。

 明治時代になると、備長炭の技術は全国に広められた。南部川村の炭焼き職人「植野蔵次」が明治末頃、四国巡礼で高知を巡った際、室戸に自生するウバメガシを活用して備長炭を製造することを思いつく。そのため、紀州からから息子とともに再度土佐に渡った。

 現在では、海外において備長炭が生産されるようになった。しかし、粗悪な備長炭が出まわることもあり、社団法人全国燃料協会、日本木炭新用途協議会、全国木炭協会などが備長炭のガイドラインを規定している。

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