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ユリ科の多年草。原産地は不明だが、中国西部あたりといわれる。8世紀頃、日本に渡来し、江戸時代中期には全国各地で栽培された。『日本書紀』に「き」とあり、ネギ独特の匂いから「息・気」を語源にするという。白根が発達するものを「根葱(ねぎ)」、株が分かれるものを「分葱(わけぎ)」と呼んだ。
ネギは日本全国で栽培されているが、西日本では主に緑色の葉の部分を食べる葉ネギ、東日本では葉の基部を軟白した白ネギ(根深ネギ)が栽培される。
やきとりに使う際、葉ネギだと串にきちんと刺さらず、肉も安定しないことから、たとえ関西圏でも白根を食用とする「根深ネギ」がよく使われる。
「根深ネギ」には「硫化アリル」という低分子有機化合物が多く含まれているが、硫化アリルには肉や魚の生ぐささを消す作用がある。やきとりに「根深ネギ」を使う理由はここにもある。
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