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平安時代末 | 類聚雑要抄 作者不祥 |
餐宴における食べ物の配列を記した長さ数メートルの巻き物。「鳥焼物」が記述されている。 |
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鎌倉時代初期 | 厨事類記 左馬権助紀朝臣 |
王朝時代の行事食についての研究書。「鳥足」の説明がある。『群書類従』に収録。 |
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1489 | 四条流庖丁書 作者不祥 |
室町時代の料理書。四条流とは料理流派のひとつ。調理技術、配膳や飲食の作法、食事の席上の礼儀作法などが確立していることを示す。キジ、ツルなどの料理が出てくる。『群書類従』に収録。 |
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1535 | 武家調味故実 伝・藤原隆重 |
料理のことを聞き書きしたもの。「鳥の焼物」が出てくる。『群書類従』に収録。 |
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中世(江戸期に近い) | 包丁聞書 作者不祥 |
「鶉のやき鳥には、両羽を切り広げ、其上に檜葉を置盛也、是を葉改敷といふ也」という記述がある。『群書類従』に収録。 |
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江戸時代初期 | 料理物語 作者不祥 |
材料や調理法を具体的に書いた本。鳥の料理に「焼鳥」「串焼き」が出てくる。教育社(現ニュートンプレス)から和訳本が出ている。 |
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1689 | 合類日用料理抄 作者不祥 |
当時の料理本の集大成。焼鳥の調理方法が描かれている。「鳥を串にさし薄霜ほどに塩をふりかけ焼き申候。よく焼申時分、醤油の中へ酒を少加へ、右のやき鳥をつけ、又一へん付て其醤油のかはかぬ内に座敷へ出し申候」とある。 |
| 1695 | 本朝食鑑 小野必大 |
医者が書いた食べ物の本。鶏、牛、豚などの詳しい記述がある。東洋文庫(平凡社)から刊行されている。 | |
| 1708 | 養生訓 貝原益軒 |
健康について書かれた本。「食べあわせ」について書かれたものは、現在と全く違い興味深い。岩波文庫から刊行されている。 | |
| 1713 | 和漢三才図会 寺島良安 |
わが国初の百科事典。鶏、牛、豚などの記述がある。東洋文庫(平凡社)から刊行されている。全18巻。 | |
| 1803 〜1806 |
本草綱目 小野蘭山の言を職孝が筆記整理 |
江戸時代に書かれた植物、動物の事典。鶏、牛、豚などの詳しい記述がある。『本草綱目啓蒙』として東洋文庫(平凡社)から刊行されている。全4巻。 | |
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1816 | 嬉遊笑覧 喜多村※庭(いんてい) |
江戸時代の風俗を分類した事典。「獣店」の項がある。岩波文庫から刊行されている。 |
| 1853 | 守貞漫稿 喜田川守貞 |
江戸時代の風俗を描写した本。「山くじら」として獣肉店が描かれている。「近世風俗志」として岩波文庫から刊行されている。 | |
| 1832 〜1836 |
江戸繁昌記 寺門静軒 |
江戸末期の街の風物や行事を描いた本。東洋文庫(平凡社)から刊行されている。 | |
| 1893 | 最暗黒の東京 松原岩五郎 |
明治中期の東京のルポタージュ。「居酒屋の前には焼鳥、焼鯣(やきするめ)、炙(やき)唐もろこしと匂をもって道を塞ぎ」とある。岩波文庫から刊行されている。 | |
| 1899 〜1902 |
東京風俗志 平出鏗二郎 |
洋風化する明治中期の東京の風俗を描いたもの。「鳥肉は軍鶏、かしは、ひる等を主とす。…中略…軍鶏屋・牛肉屋・到る処になきはなく、或は相兼ぬるもあり」とある。ちくま文芸文庫から刊行されている。上下巻。 | |
| 1903 | 食道楽 | 「報知新聞」に1年間連載された料理小説。西洋料理中心のていねいなつくり方とともに、主人公の決コンについてのドタバタもあり、楽しめる。岩波文庫から刊行されている。全2巻。 | |
| 1908 | 明治事物起原 石井研堂 |
明治研究の必読書。「その後(明治十年頃)追々牛肉の需要多くなりしかば…中略…鳥屋もまた牛肉を兼営するやうになり」とある。ちくま文芸文庫から刊行されている。全8巻。 | |
| 1911 | 東京年中行事 若月紫蘭 |
『万朝報』の記者が、明治の東京年中行事を探訪する。雑司ヶ谷鬼子母神会式の記述で「尚、序にこのお祭の名物と言うのは、平生からも名物である小鳥の雀焼」とある。東洋文庫(平凡社)から刊行されている。 | |
| 1931 | 明治大正史 世相篇 柳田國男 |
「日本は鶏などでも明治の世になるまで…中略…始めてシャモの味などを知ることになったのかも知れぬ。…中略…主たる理由は肉需要の増進、殊に今まで食っていた分が乏しくなったことであった。足利時代の日記類を読んで見ると、鳥は雁鴨菱食から雉山鳥鳩鶯に至るまで、実に多くの種類と数とを、食べる家では食って居たのもある。鹿や兎の類も亦盛んに捕って居た。ただ家畜には手を着けなかったというのみで、我々は決して精進では無かった」とある。 |